周りが結婚していくと自分も結婚したいという気持ちが強くなりますよね。
とある記事によると、未婚の男女500名を対象に「何歳くらいから結婚に焦り出すと思うか」意識調査したところ、3人に1人は26歳～30歳と回答。
では、実際に何歳で結婚し出会いの数やチャンスはどれだけあるのか、焦りを感じる自分を受け入れ、どう向き合うことが大切かご紹介していきます。
日本の平均初婚は？
厚生労働省が発表した人口動態統計月報によると日本の平均初婚年齢は夫 31.1 歳、妻 29.4歳といった結果に。
平成27年の国勢調査において、20代の既婚者割合を見ると男性は25～29歳は26.4%、女性は36.7%と約6割以上が未婚者であることに！
参考URL：厚生労働省 人口動態表
地域によって初婚年齢が違う
全国において平成7年(1995年)と比べ、男性が＋1.9歳、女性が＋2.3歳と男女共に2〜3歳ほど初婚率が上昇しています。
URL：都道府県別 平均初婚年齢
未婚率は年々上がっている!?
2022年版「男女共同参画白書」の内閣府が実施した結婚や収入に関する調査によると、1980 年と2020年を比較し30歳時点の未婚率の割合は、女性は約30%の増加、男性は約19%増加したとの結果に。
「仕事をバリバリ頑張りたい」
「まだ自由でいたい」
「経済的な負担がある」
など、様々な理由から未婚率は年々上昇しており、30代以降から結婚を考える人が多い模様です。
背景には、共働きの一般化、結婚や家族の姿の多様化、増税や物価上昇の負担がある等の影響が大きいでしょう。
また「結婚＝縛られる」といったネガティブイメージをもっている人も多いといった見解もあります。
結婚の多様化が進み時代によって、理想の夫婦は時代によって違うことも大きな要因かもしれません。
結婚の焦りを感じる原因は何か？
焦りを感じる原因は、周囲の状況や社会的な価値観、自己の不安や期待が複雑に絡み合っています。
焦りを感じること自体は自然なことですが、その焦りをどのように扱うかが大切です。
結婚ラッシュ
友達や職場の同僚が次々と結婚していくことによるプレッシャーが多いでしょう。
友人や同僚、親しい人たちが結婚する時期で、結婚式の招待状が届いたり、SNSで「結婚しました！」という報告を見ることで、自分もそろそろ結婚しなければならないのではないかと感じてしまうことがあります。
社会的な期待（結婚適齢期）
「結婚＝幸せ」という価値観や、年齢的なプレッシャー「結婚適齢期」という言葉があります。
多くの人は、一定の年齢を過ぎると結婚に対する社会的な期待が高まります。
特に20代後半以降は、結婚に対する焦りを感じる年齢として意識されがちです。
「この年齢で結婚しておかなければ、子供を持つのが遅くなる」
「30代での結婚は遅すぎるかもしれない」
というように、年齢に対するプレッシャーが焦りを強めます。
自分が結婚を考えていないと、周囲から不安や疑問の視線を浴びることが増えるかもしれません。
将来への不安
結婚して家庭を持つことが将来の安定感やサポートにつながると考える人は多く、特に独身でいることに対する孤独感や、老後の経済的な不安から焦りを感じることがあります。
特に20代後半以降になると、未来に対する漠然とした不安や焦燥感が強くなりやすい時期でもあります。
また、子供を持つことや、家庭を築くことに対する期待や憧れも、同時にプレッシャーとして作用することがあります。
自分の人生における安心感やサポートを求める気持ちが、「結婚しなければならない」と感じさせる要因の一つです。
しかし、こうした不安を感じること自体は珍しいことではなく、その感情にどのように向き合うかが重要です。
焦りを感じたときに試してほしいアプローチ
価値観を再確認する
何のために結婚したいのか、結婚にどんな価値を見出しているのかを自分自身に問いかけてみましょう。
結婚は他人と比べて決めるものではなく、自分の人生にどう活かしたいのかが大切です。
リスクを考える
焦って結婚すると、相手をよく理解せずに結婚を決めてしまう可能性が高くなります。
自分にとって本当に大切な価値観やライフスタイルを理解し、同じ方向を向き、協力し合える相手を見つけることが重要です。
自分を大切にする時間を持つ
焦って結婚を意識するあまり、他のことに目を向けられなくなってしまうことがあります。
仕事、趣味、友達との時間、自己成長など、まずは自分を満たすことが結婚に対して良い影響や出会いがあります。
自分に余裕があると、結婚後もより良いパートナーシップを築けるようになります。
全てではないという視点
結婚が人生の中で一つの選択肢ではありますが、人生価値は結婚だけに限定されません。
結婚して得られるものだけでなく、結婚しない選択をした場合に得られる自由や自己成長の機会にも目を向けてみましょう。
他には家族や親戚から「結婚はまだ？」と、周囲からのプレッシャーや期待もあるかもしれません。ただそれをどう自分なりに受け止め、返答するかも大切です。
自分のペースで進んでいることに自信を持ち、焦らないことを大切にしましょう。
まとめ
「26歳〜30歳で結婚したい」と3人に1人は思っているけど、未婚者の方が多いといった結果に。
結婚に対する焦りは一時的な感情かもしれませんが、その感情とどう向き合い、どのように行動するかが大切です。
焦らず、自分の価値観やライフスタイルに合った形で、理想的なパートナーを見つけることが結婚に繋がります。
まだまだ見えていない出会いが、いっぱいあるかもしれません。
焦らず虎視眈々と、チャンスを掴んでみてはいかがでしょうか。
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