【在広州】プレ妊活で食べていた物

中国

プレ妊活を始めて、広州に来てから「赤ちゃんができたらいいな」となんとなく思っていました。そのため、母体に良さそうな栄養を意識して摂るようにしていました。

ここでは、私が実際に食べていた食材を紹介します。

広州ならではの果物

広州では、季節ごとの新鮮な野菜や果物が簡単にネットスーパーで手に入ります。

その中で特に、以下の食材を積極的に取り入れていました。

デーツ(日本で言うナツメ)

中国語でデーツは枣子(zaozi)と言います。

世界のデーツ生産の約9割を占めており、市場に出回っているナツメのほとんどが中国産です。

この果実は「百果の王」と言われており、特に血液補給を促進する効果が期待されています。

栄養価と健康効果

デーツには様々な健康効果があります。

  • 豊富なビタミンC:免疫力を高め、抗酸化作用があるため、健康維持に役立ちます。
  • 高血圧や貧血への効果:ミネラルや鉄分が含まれ、血行を改善する助けになります。また、更年期の女性にもおすすめです。

食べ方と用途

中国ではデーツが非常に身近な存在で、以下のように利用されています。

  • おやつ:手軽に食べられるスナックとして人気です。
  • 飲み物として:中国では、お湯にそのまま入れて飲む人もいます。
  • 料理への利用:スイーツや家庭料理に加えられることが多く、甘味料としても使われます。

スーパーで普通に売られており、手軽に購入できます。多様な使い方ができるため、日常的に取り入れやすい食材です。

日本では、デーツを焼いて乾燥させる方法が紹介されていますが、実際に試してみたところ、ナツメの水分が抜けきれず…私には臭いと感じてしまいました。

デーツが食べられるまで〜作り方〜

日本では既に加工されたデーツが多くありますが、中国では以下写真のような、自然な状態のデーツが主流です。

赤いままのデーツを食すと消化不良になりますので、中国医学では「3回蒸」を推奨しています。(デーツを3回蒸して水分を抜く作業)

簡単にまとめると、「30分蒸す→冷ます」この工程を3回繰り返します。

売られている状態のデーツ
1回蒸したデーツ

↓2回蒸すと、デーツの色味が黒っぽくなってきます↓

2回蒸したデーツ
3回蒸したデーツ

↓3回蒸すと手でほぐれるくらい柔らかくなります↓
この色味がオヤツとして食べられる状態です。

常温で保存可能ですが、湿気を避けるために密閉容器に入れると良いです。
冷蔵庫や冷凍庫で保存すれば、より長持ちします。

デーツは、健康的なおやつや料理の材料として優れた食材です。
甘さと栄養を同時に摂取できるため、日常的に取り入れることをオススメします。

ドラゴンフルーツ(白と赤)

中国語では、火龙果(huolongguo)と言います。

果物の中では糖分が低く、かつ栄養素が豊富なため、健康を気にする人にもおすすめのフルーツです。

左が白のドラゴンフルーツ、右が赤のドラゴンフルーツ

広州は温暖な地域でフルーツが豊富なため、白や赤のドラゴンフルーツは、3個〜4個入りで約9元(日本円で180円程度)とお手頃価格で購入できます。
お菓子よりも安価で、栄養価の高いフルーツを楽しむことができます。

栄養価と健康効果

意外と知られていませんが、ドラゴンフルーツはフルーツの中で葉酸が非常に豊富です。

  • 豊富なビタミン類:ビタミンC、ビタミンB群、ミネラル(マグネシウムやカルシウム、鉄分)などが含まれています。免疫力を高め、抗酸化作用があり、エネルギー代謝をサポートします。
  • 消化促進:食物繊維が腸の健康をサポートし、便通を改善します。
  • 血糖値の調整:血糖値を安定させる効果が期待され、糖尿病予防に役立つとされています。

食べ方と用途

実は、ドラゴンフルーツは意外と甘く、追熟しないため、購入時の状態が味に大きく影響します。

  • そのまま食べる:広州では、バナナのように皮を剥いてそのまま食べる人も多いです。カットしてヨーグルトに入れると、色鮮やかで美味しいデザートになります。
  • スムージー:日本で流通しているドラゴンフルーツは、青いまま輸入されることが多く、甘さがあまり感じられません。私自身はこれまで酸っぱいものしか食べたことがなかったのですが、完熟したドラゴンフルーツを使うと、より甘く、クリーミーなスムージーが楽しめます。

番外編

広州は暑い都市ですが、飲食店では冷たい飲み物はなく、提供されるのは常温の水や温水がスタンダードです。

冷たい飲み物があるのはコンビニぐらいです。

食べ物やスイーツも冷たいものは少なく、ほとんどが温かい状態で出てきます。野菜に関しても、生で食べることは少なく、油で調理した状態で提供されます。

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