妊娠中は、母体の健康を維持し、赤ちゃんの成長を支えるために、普段の食事以外からも栄養の摂取が重要です。
私自身は海外在住の妊婦だったため、現地の産婦人科病院の考え方として、食事からの栄養摂取には限界があるとされ、必ずサプリメントを飲むよう指示されました。
今回は、妊娠中に私が実際に飲んでいたサプリメントについて、妊娠期でご紹介します。
サプリメントの選び方
成分表の確認
サプリメントの成分をしっかりチェックし、必要な栄養素が含まれているか確認しましょう。
さらに不要な添加物やアレルギーを引き起こす成分が含まれていないかも、注意深く見ておくことも大切です。
医師に必ず相談
私は、必ず相談しながらサプリを購入していました。
妊娠中に摂取しても問題ないか、念のため確認することをおすすめします。
妊娠初期
- 鉄剤(病院処方)
- ビタミン剤
病院からのアドバイスで、ビタミン剤(葉酸を含む)を摂取するように言われました。
私は病院で処方されたエレビットを購入し、飲んでいました。
特に悪阻の影響でまともな食事がとれなく、点滴をしていた経験があるので、なおさら栄養補助として必要な状態でした。
妊娠初期は、食事からの栄養が直接赤ちゃんに届く時期ではないため、栄養補助としてビタミン剤を摂取し母体の環境を先に整えることが重要らしく、毎日飲んでいました。
つわりの有無に関係なく、ビタミンは体に長く留まりにくいそうなので、母体の栄養を確保するためには、摂取が必須だとされています。
妊娠中期
- 鉄剤(病院処方)
- カルシウム
- 葉酸
妊娠中期以降はカルシウムの摂取を意識するよう、病院からアドバイスがありました。
その理由として、赤ちゃんの骨を形成する成長期間であること、そして母体にも必要なため、子どもと母体の分を合わせて、2人分のカルシウム摂取が必要だからです。
さらに、この時期のカルシウム摂取量が不足すると、更年期に骨粗しょう症になりやすくなるとも聞きました。
日本で入手できるか定かではないですが、「caltrate600+D」を処方されていたので飲んでいました。また、カルシウムは紫外線の吸収を手助けするようなので、夜に飲むよう指示がありました。
マルチビタミン剤の摂取は必要ないとのことだったので、代わりに葉酸のビタミン剤を飲んでいました。
さらに、産後のケアを考え、造血成分とされるビタミンB12や葉酸を意識的に摂取し、卵や大豆製品を使った料理も食べるようにしていました。
妊娠後期
- 鉄剤(病院処方)
- カルシウム、葉酸
- DHA
病院側からのアドバイスや指示は特にありませんでしたが、DHAの摂取を意識していました。
理由としては、DHAを摂取していなかった妊婦と比較すると、早産のリスクが低下することが科学的に証明されているためです。
↓↓科学的に実証された情報を参考にするようにしています。↓↓
参考URL:DHAオメガ3妊娠中の重要な栄養素である理由
妊娠中に推奨されるDHA摂取量は1日あたり500mgで、特にオメガ3脂肪酸(DHAとEPAを含む)の合計として1日500〜1000mgの摂取が望ましいとされています。
個人的に魚介類をあまり食べることがないため、私はオメガ3脂肪酸(DHAとEPAを含む)のサプリメントを摂取していました。コストコなどでも入手できます。
最後に
妊娠中のサプリメントは、母体と赤ちゃんの健康を支えるために大切な要素となります。
サプリメントは栄養素を補うためのものですが、過剰に摂取すると逆に健康を害することがあります。
まずは食事からの栄養を意識し、バランスの良い食事を心がけた上で、不足している栄養素をサプリメントで補ってみてはいかがでしょうか。