急にパートナーの赴任が決まって、帯同するかどうか悩みますよね。
そこで、赴任が決まってから出国するまでに、何を準備すればいいのか?
実際に私が行った赴任前に行った手続きをご紹介します。
役所の手続き
必ず必要な手続きは主に以下です。
- 住民票
- 戸籍謄本
- マイナンバーカード
住民票や戸籍謄本、マイナンバーカードは、海外転出届を出す必要があります。転出届は出発日の2週間前から申請が可能です。
マイナンバーカードは、転出届を申請後、概要欄に転出の旨を記載され、返却されます。
日本に帰国した際に、再度転入申請すれば使用できるようになりますので、大切に保管しておきましょう。
気をつけてい欲しいのが、一度転出をしてしまうと、各書類や登録情報変更の際に必要な本人確認が出来なくなりますので、全て変更し終えてから転出届を行うようにしましょう。
金融機関の手続き
銀行の場合
基本的に在住しない場合は、どの銀行も口座を解約をしなければいけません。ただし、解約してしまうと赴任先で生活が出来なくなりますので、実際には解約しないほうが得策です。
私の場合、解約もせず、銀行に赴任の報告や申請などもしていません。
現地銀行を持っている場合は、先に送金することも可能ですが、ほとんどの場合は現地に行ってから銀行開設します。
日本の口座を持っていないと、赴任してから数ヶ月間は生活ができない状態になるため、そのまま持ち続ける事をオススメします。
赴任の任期が終了すれば日本に帰国し、また使用しますしね。
証券会社の場合
私は、SBI証券会社と野村證券を使用していました。
SBI証券会社のNISA(一般・積立に関わらず)は日本に在住しない場合、解約扱いのため、持株を全て売却する手続きを行います。
野村證券は、NISAから一般口座に切り替えることで、持株を持ち続けることが可能です。ただし、赴任期間中は売買の取引はできません。
パスポートの期限確認
最低でも赴任期間中の年数以上の期限があることが好ましいです。
というのも、赴任期間中にパスポートの更新があった場合は、証明写真の準備や平日にお休みをとって領事館へ出向くなど時間がかかるからです。(領事館は平日のみ業務しています。)
携帯キャリアの場合
日本の電話番号を残すのであれば、継続して月々の支払いを続けるのか、または乗り換えが必要です。残さないのであれば、解約しても問題ありません。
私の場合、日本にいた時はdocomo(ahamo)を使っていましたが、番号を残す為だけに、月々1000円以上の固定費はもったいないと思っていたので、povoに乗り換えました。
povoであれば、月々0円で番号を維持でき、一時帰国の際にデータを購入すれば、その後半年ほどはデータを購入しなくて済むからです。
※個人的なオススメですので、ご自身にあった方法を見つけてください。
ネットの準備
VPNの登録を日本にいる間に行っておくことが必要です。
中国では、LINE、インスタ、Safariなど日本で閲覧できるネットが一切見られなくなります。そのため事前にVPNを登録しておくことで、中国赴任時にVPNに繋げば見られる状態になります。
郵便転居届
困るのが郵便物。
特に賃貸暮らしだった場合は、転居届先は実家または義実家にしておくと、重要書類が届いた際に家族に確認できるのでオススメです。
登録情報の変更
クレジットカードの登録変更や、各種手続きは早めに行っておきましょう。
特に海外在住となると、紙媒体の郵送でしか変更対応を行っていない企業もありますので、期間の余裕をもって変更手続きを行うほうが得策です。
必ず海外転出届を出す前に変更しましょう。
各種ワクチン接種
中国赴任が決まると、会社からワクチン接収を受けるよう指示があります。
種類によっては任意で摂取するワクチンもありますが、接種必須(2〜3種類ほど)のワクチンもあります。
打つ回数や時期、副作用が出る場合があるので、期間を設けて日本にいる間に打てる予防接種は打っておくことをオススメします。
私は、狂犬病、A型肝炎、B型肝炎などを接種しました。
ビザの申請
ビザの申請は会社経由で行います。
その際に必要な証明写真(規定あり)や書類は会社から指示があります。(会社により異なる)
特に証明写真は、背景は白で、おでこは出した状態などの中国独自の規定がありますので、撮り直しにならないよう気をつけてください。
写真館のスタッフに「中国用の証明写真」と伝えるとスムーズに案内してくれます。
まとめ
私の場合、赴任の帯同でしたので手続きは多くはない方かと思います。
ただ、今回紹介した手続き以外にも、会社により異なる場合もありますので、必ず確認してください。