仕事を始めて間もない頃は、覚えることも多く神経や体力、身体全部を使いますよね。そんな中、しばらく仕事を続けていくうちに楽しくないと思っている人は多いはず。
少なくともキッカケによっては仕事自体が良くも悪くも感じると思います。そこで、年代別離職データをもとに考えるべき対処法を書いていきます。
新規就職後の離職率は?
厚生労働省が平成30年に報告した新規就職後の3年以内の離職率は、
- 大卒 31.2%
- 短大 41.4%
- 高卒 36.9%
- 中卒 55.0%
との結果に。
参考URL:厚生労働省
さらに、令和3年の入職率•離職率(一般)の推移をみると、2019年以降はコロナ禍の影響や転職活動の一般化により離職率の変動が少なくなっています。
では、仕事を辞めたい・行きたくないとよぎった時は、どのようなことをすればいいのでしょうか。
辞めたい原因は?
会社を突然辞める人や行きたくなくなってしまう人は、居場所がなかったり相談相手・話し相手が身近にいない事が原因の場合が多いです。
私自身、新入社員教育や後輩の相談窓口を受けていたことがありますが、話を聞いてみると吐き出せないことが共通していました。
特に、入社して間もない時は、自分を近く見すぎて考えるため「なぜ自分は出来ないのだろう」「なぜ上手くいかないのだろう」と追い詰めてしまう傾向にあります。
そんな時は、対処法を思い出してみてください。
対処法は?
「なぜ」を書き出す
心の中で考えているだけはオススメしません。
なぜ辞めたいのか・行きたくないのか、紙や携帯のメモに書き出し、あなたの思考を可視化してください。箇条書きでもいいです。
そうすることにより、あなたの“なぜ”が見えてきます。
辞めたい理由が、仕事が嫌なのか、それとも人間関係が嫌なのか。
特に、仕事が楽しくないと感じる人は、仕事にフォーカスしているように思えて、実際は人間関係が上手くいっていない人が多いです。
相談できる人・信頼のある人に話す
まずは、言葉にすること、そして信頼のおける人・相談できる人にあなたの悩みを打ち明けることが大切です。
入社してから1〜2年で、仕事の向き不向きを判断する人があまりに多いです。情報過多のご時世、『転職をしましょう』『石の上にも三年いるのは長い』と多く意見がありますが、判断力ができていない間に辞めることはオススメしません。
ますは相談し、解決策を見つけることが最優先ではないでしょうか。
あなた自身の判断力が出できた、または入社して3年目以降から、価値観を大事にしていくことを考えた方が得策かもしれません。
部署異動できないか相談する
会社の一部分だけをみて、楽しくない、辞めたいと決めつけるのはもったいないです。部署異動をすると関わる人が変わります。
関わる人が変われば、自ずとあなたが受ける影響も変化します。
重度なパワハラやモラハラを受けている場合は、すぐにでも辞めたほうがいいですが、そうでなければ仕事を続け、部署移動を検討してみてはいかがでしょうか。
それでも行きたくない・辞めたいとよぎった時は、辞める準備と転職する時間を設けることをオススメします。
最後に
仕事を辞めたいとよぎった時はチャンスです。
あなたがあなた自身を知るきっかけとなり、将来どうしたいか考える手助けをしてくれます。
それでも働くこと自体が疲れてしまったら、肩の力を抜いて深呼吸し、自分らしくいられる場所を見つけることを優先的に意識してみてください。
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