仕事をしていて、辛い..しんどい..辞めたいと思ったことは、少なからずあるのではないでしょうか。
私自身、新卒入社で会社に入り約5年勤めていました。当時26歳。
配属先は、日本で1番おしゃれな街。
友達と夜ご飯行く時は「そっちに行くね!」と来たくなるような、ブランドショップやスイーツ店やお洒落なカフェがあるキラッキラな○参道です。
ただ、コロナ禍や様々なことが積み重なり自分を見つめ直す時期でもあり、当時は仕事を続ける意思はありましたが、あえて『やめようと思うリスト』を作っていました。
やめようと思うリスト
リストを作成するにあたり『心・身体・マインド』の3つに分け、各項目ごと3つ以上出すことを前提として書いていました。
その中のいくつかを抜粋して紹介しています。
心の状態
・ときめきやワクワク等の感情が薄くなった
・何事にも熱量がなくなった
・人の誘いにのれなくなった
身体的状態
・首より下に蕁麻疹が出た
・寝てるのに疲れが取れない
・耳鳴りが多くなる
通勤時間1時間+外回り(片道50分かかるところもあった)が多かったので、合わなかったのかもしれません。
マインド
・仕事辞めたら収入がなくなる
・今の仕事嫌いではない
・離れるのが寂しい
マインドは当時辞める気がなかったので、辞める理由の動機付けにはなっていないですが…。
紙に書いて吐き出すことで、自分との対話になり今の状態を知るキッカケにもなります。
なぜ辞める思考になったのか?
このまま続けるか、辞めるか1年以上ほど本当に悩みました。仕事を続ける意思はあったのになぜ辞める思考になったのか。
ずっと自問自答していた事があったからです。
それは…
ワクワクしないその世の中に、生きる価値はあるのか。
なぜ「ときめき」や「ワクワク」の感情が薄くなったのかが、特にネックになっていると感じ視覚で理解するためにリスト化しました。
- 自分のやりたい事は会社で叶えられない
- チャレンジするのに限度がある
- 会社員として将来がみえる(上司や責任者を見て)
この3つが大きく占めていました。
かの有名な思想家・実業家と知られている方が残した一節にこのような言葉があります。
喜びのないところに本当の生きがいのある人生というものがない。
中村天風
この言葉に出会った瞬間、心が軽くなったのを覚えています。
会社のマニュアルやシステムに沿った説明は丁寧に作られていて誰でも説明できるけど…もっと生きた言葉や生きる実感を得たい。
そんな想いから現状維持の状態でいること自体が退化だなと思い、自分自身の時代の端境期が来たのだろうと、これを機に辞めることを決意しました。
結果
世の中は、自分の置かれている状況・見る目・判断力が左右しているということです。心の持ち方ひとつで見える世界が変わります。
情報に左右されるのではなく、どんな場所・時代・機会であろうと、自分の意見で決めていくこと、自分を信じることが大切なのだと。正しいかどうかの選択は、過去になって改めてわかることだと思います。
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